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今回は、憲法について所見を述べます。
2007年に憲法審査会が国会の中にできましたが、現状は何も機能しないまま早12年が経過しています。
ほとんどの野党の皆さんは、憲法を議論しようとすることすら「問答無用」との姿勢を取っているからです。
敗戦直後の混乱の中で、進駐軍が関与した自主憲法とは言い難い今の憲法、敗戦から74年これまで後生大事に守り続けてきました。
勿論、進駐軍の置き土産だから云々などと云うつもりは毛頭ありませんが、何時までも「憲法改正反対」のシュプレヒコールは理解できません。
戦後、敗戦国ドイツは憲法改正を既に58回、フランスも27回実行しています。
日本以外の国が何回も憲法改正しているから日本も、と言うつもりはありませんが、どう見ても戦後の近隣諸国の動向や社会は大きく変化しており、このことには全く見向きもせず、「反対」の声を上げる一部の野党には些か呆れるところです。